草おじさん
パリからローマに戻り翌日はローマ市内のEATALYに行きチーズやら何やら買い込み、夕食はお気に入りのサルデーニャ料理のレストランで食事。
翌日、ローマから南に3時間ほどのCertosa di Trisultiの修道院に行く予定で車を走らせ、急に思い出し途中の村Alattiの草おじさん、マルコ サンドーレを訪ねることになった。
薬草でリキュールを作っている世界的に有名なおじさん、娘は草おじさんと呼んでいる。
電話したら、ひどい風邪声、、、大丈夫普通の風邪だから、と。
とりあえずドクターの彼を信じて、訪ねることが決まった。
小さな人口1,000人ほどのおとぎ話や安野光政の絵本にあるような村、
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村中どこを切り取っても絵になる、、、
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おじさんのお店、この建物の奥に工場がある。世界中の薬草研究者が訪れるようです。
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強面ですが、とても気の良い優しい男性、特に若い娘には親切、、、そんなに近寄らないで。
お昼には下の街に住む奥さん、娘、息子まで呼び寄せ村のレストランで昼食会。
突然のもてなしに戸惑いつつ大いにご馳走になってしまった。

食後奥さんたちは家に帰り、草おじさんが体調が悪いから、すぐ帰る、と
奥さんは、いいわよ、すぐ帰ってこなくても、その方がいい、と、
パパは軽くあしらわれて、どこでも同じ、、、。

鼻をかみながら、村の山奥の修道院を案内してくれた。
おかげで、私はこの風邪を日本に持って帰る羽目になる。
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まず、山の向こうからこの修道院の全貌を見せられる。
ベネディクト会、シトー会などの修道士がこの地で薬草を作り、それを今は草おじさんが引き継いでいるようです。昔から、この地では薬草がたくさん取れたそう。
日本でも伊吹山とか信州伊那とか、今度行くとき養命酒をお土産にしたい。
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もう、修道院としては機能していないが、素晴らしかった。
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院内の薬を調合するところ。
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イタリアではフィレンツェのマリア・マッジョーレ修道院の薬局が有名ですが、あんなに商業主義でなく良い感じでした。
案内の途中、ますます娘に近づき、こそこそ・ひそひそ、、、
この修道院は修道院としては使われていない、(多分修道士不足)
世界中の薬草研究の場にしたいと運動していたのに、あのトランプ一族の財団が買ってしまった、と。
草オヤジ、イエ ドクター・草おじさん、がんばれ〜
そんなわけで初めの計画certosa di Trisultiの修道院に行けず次回に、、、
改めて今回の旅では修道院好きになった。荘厳な大聖堂より、あのストイックな修道院の雰囲気が好き。質素で綺麗、、特にベネディクト会系のそれは、祈れ、働け、のモットーが顕著に現れているのが良い。

by fu-ai_classes | 2018-12-23 17:53 |
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